一見、どうしても軽視しがちですが、

『縁の下の力持ち』として、

建物のありとあらゆる隙間を埋めてくれる

『魔法のゴム』を使って建物の隙間からの

漏水を防ぐために非常に大切な工法です。

地震や強風を受けた際も、伸縮し、漏水を防ぎます。

材料を攪拌し、写真のようなガンで充填します。

攪拌したてはハミガキ粉のようなトロトロの状態ですが

充填するやいなや不思議と強力なゴム状に硬化します。

主に1成分形と2成分形に分類され、さらに

シリコン系、アクリル系、ポリウレタン系、

ポリサルファイド系、変成シリコン系など、

約15種類に細分化されます。これらの種類は

充填する現場の躯体/下地等によって選別されます。

さらにはプライマー(接着剤のようなもの)は女房役で

必ず塗布しなければ密着性が大幅に下がります。

防水工事専門業者にとっては基本中の基本であり、

切っても切れない大事な工法です。